国語力って何だろう?2歳と0歳の子育てをしながら、ふとそんなことを考えました。そもそも自分には十分な国語力があるのだろうか?そして、子供たちの国語力を高めるためには、どんなことが必要なのだろう?
子供の国語力を育むためには、まず親自身が「国語」というものをきちんと理解することが大切です。
最近では、グローバル化が進む中で「世界で活躍できる子供を育てたい」というニーズが高まり、インターナショナルスクールに通うお子さんも増えています。しかし、その環境で本当に国語力を養えるのか?と不安に思う親御さんも多いのではないでしょうか。
そんな疑問や不安を解決してくれたのが、中本順也さんの著書『おうちでできる子供の国語力の伸ばし方』です。この本には、家庭で簡単に実践できる国語力向上のテクニックが満載!今回は、この本の魅力をご紹介します。
国語力とは何か?
国語力ー言葉の力ーはすべての学びの土台だと言われます。では具体的にどのようなことなのでしょうか?
私たちが子どもにつけてほしい国語力とは?
様々な文章を読んできちんと理解し、言葉を巧みに操りながら自分の考えを正しく伝え、あわよくば『国語』という教科でよい点数をとれるようにする力。
この著者の考える国語力とは、「言葉を知り、それを自分のため、人のため、社会のために運用していく力」と述べています。
この本を読む前は気が付かなかったけど、国語力は子育て中の夫婦関係においても重要な役割を果たしているんですよね。
例えば育児においても、トラブルが多く意見の相違が生じやすい環境の中で、適切な言葉選びと論理的なコミュニケーション能力は、トラブルを未然に防ぎ、互いの感情を深く理解できます。 単なる「疲れた」という言葉を超えて、より具体的かつ繊細な自身の状態を伝えることでパートナーからより的確で温かいサポートを引き出すことができます。
「夫婦喧嘩の8割はコミュニケーション不足が原因」という衝撃の事実。 私も子育て真っ最中の今、身をもって実感しています。
国語力は学校の教育だけでは不十分?
著者は『経験を増やせば国語力は伸びていく』と述べています。さて、それはどういうことなのでしょうか。
皆さん、思い出してください。小学生の時は点数が取れなかった学校や塾の国語のテスト、大人になってから見ると簡単に思えませんか?
『誰しもが成長とともに国語力を身につけていくもの』だということが分かりますね。著者は『意識的に経験値を増やせばそれだけで国語力は伸びていく』と述べています。
さて、この経験値はどうやって伸ばせばいいのでしょうか。
家庭が国語学校に変わる! 驚くほど簡単な学びの仕掛け
この本には『未就学児~中学生までの具体的な過程で出来る国語力アップの方法』がかかれていいます。それぞれ年齢に合わせて具体的な方法が書かれていてすぐに実践できる内容です。
子供の言葉力を劇的に伸ばす秘訣
この本に書かれている具体的な秘訣の一部をご紹介します。
本書には『勉強嫌いな子でも楽しく国語力が上がる方法』や『会話で子供の表現力を育てる会話テクニック』『勉強嫌いな子でも楽しく国語力が上がる方法』などが書かれています。どれも親子で学べる簡単な内容です。
まとめ
国語力は、子供の未来を切り拓く力の基盤となるもの。本書『おうちでできる子供の国語力の伸ばし方』では、日常の中で楽しく取り組める方法が詰まっています。親子で取り組めば、家庭全体の学びの場が広がります。この本を手に取り、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。